maruのゲーム記録

ただただゲームが好きな人間の語り場

【コーヒートーク】様々なキャラクター達の小さな物語

コーヒーよりココア派。

どうも、まるです。

 

今回のゲームは【コーヒートーク

バリスタとなりお客さん達の話を聞くシンプルなゲームです。

 

ではいこう。(ネタバレ注意)

 

 

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どんなゲーム?

このゲームは至ってシンプル。

お客さんが来て、注文受けて、それ通りに作って出す。後はみんなの話を聞く。

 

これだけ聞くと特段面白そう!とは感じないよね?

 

でも実際プレイしてみると、話の内容が中々に考えさせられて面白い。

注文された物を淹れるのも中々におしゃれで楽しい。

ラテアートも出来るよ(難しかったけど)

 

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時間制限なし、自由に描ける!ただミルクの流れとか難しい()

世界観

このゲームの舞台は地球なんだけど、人以外にも人狼、吸血鬼、人魚、猫などなど、様々な種族がいます。

 

ゲーム中背景に注目するとシルエットで色んな人が通るんだけど、凄く大柄だったり、尻尾が生えてたりとほんとに沢山の種族が共存しているのがわかる。

(人以外の種族の中に普通に数百年、中には不死もいるから人口が気になる所…)

 

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左から吸血鬼、人間、サキュバス

コーヒー

注文も材料も様々

飲み物の名前(エスプレッソ、カフェオレなど)で注文される時もあれば、甘さや苦さ、ほっこり感、さっぱり感と抽象的な味覚の表現で注文される時もある。

 

"エスプレッソ"や"カフェオレ"などよく知る物から、"真夏の夜の夢"や"ジャヒ・トゥブルック"みたいななんだそれ状態の物まで沢山の飲み物まで登場する

 

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ストーリーとは別に注文をエンドレスで受けるモードもあって、次第に注文難易度が上がっていくミニゲームが結構楽しかったりする

 

個人的に好きな所

会話の奥深さ

お客さん達は各々違う価値観がある。

そしてみんな何かしら悩みや問題を抱えている。

 

お客さん達の話を聞いているとその人の色んな面が見えてくる。

 

中には目の前で修羅場が起きたり、意見の食い違いから討論が起きたり…

このゲームをしていると様々な考え方や価値観に触れれて面白い、と同時に色々考えさせられる。

 

種族問題、家族問題、仕事問題、どの話も共感してしまうほど現実でもあらゆる悩み。

 

もちろん暗い話題ばかりじゃないよ

赤の他人だった人達が時を共にしてだんだん仲を育んでいく様や衝突してもやり直そうとする姿は凄く素敵だった。

(赤の他人から恋仲になっていく2人が凄く好きだった)

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雰囲気がおしゃれ

全部ドット絵で描かれていているんだけど、これが中々細かい。

 

話している時の表情の変化や仕草がすごく細かく表現されていて感情がひしひしと伝わってくる。

 

中でも好きな演出は、誰かと話している時何もしていない人達。

話している人以外は空気ってゲーム多いけど、このゲームは話していなくても今ここで同じ時を過ごしているって感じがひしひしと伝わってくる。

 

例えば携帯がなってそれを操作したり、話に参加していなくても気になった会話が起きた時目線が変わったり…

そういう演出が何気に好きだった!

 

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最後に

派手な楽しさとか爽快感とかそういうのは一切ないけど、落ち着くし癒される部分も多いから普段こういうゲームしない人も息抜きがてら遊ぶのもありな気がする!

プレイ時間はだいたい4時間くらい。

(2周目は会話に少し変化があるよ)