【BIOHAZARD VILLAGE 】多種多様の恐怖が入り混じる最高の1作
本当にバイオ8を遊んで良かった。
どうもまるです。
バイオヴィレッジはバイオ7で登場した主人公イーサン・ウィンターズの完結編。
7をプレイした身としてこれはやる以外選択肢がない。(初バイオが7)
今作は広大なマップに多種多様な要素があって恐怖と好奇心が湧き出る感覚を味わいました。
四貴族をメインに語っていきたいです。
(ネタバレ注意)
【BIOHAZARD VILLAGE 】
始まり
とある絵本から始まります。
喉が渇いた娘に血を分け与える吸血コウモリ。
寒がっている娘にドレスを作ってくれる蜘蛛
お腹が空いた娘に自身の鱗をあげる魚
贈り物だと勘違いした娘に歯車を取られ怒る馬
支配者である魔女が登場します。
この絵本はミアが娘ローズに読み聞かせをしていたものです。(不気味すぎやしないか?)
ベイカー家での事件(バイオ7)から3年後、クリスに保護されたミアとイーサンはヨーロッパへと移住し、娘ローズを授かり幸せに暮らしていた。
しかし突然ミアがクリスに撃たれローズを連れていかれ日常が崩壊してしまう。
目が覚めると見知らぬ場所。
カラスが大量に死んでおり、何かがいる気配。
空き家にはつい最近まで人が住んでいた形跡が。
たどり着いた場所は見知らぬ村。遠くにはお城。
イーサンはローズを探しに行く。
村
探索要素
この村はストーリー上行かなくても良い場所が沢山ある。
(村はもう一つの主人公って言われてるよね。)
換金アイテムとかお宝がたくさん隠されてるから無限武器解放の為に探し回ったんだけどこれが楽しい!
凄く作り込まれてるからいく先々で新たな発見があるし、回収のためにもう一度戻ったら強い敵が湧いてる時もあるし、ギミックが用意されてる所もあるしで歩いてるだけで楽しい!
そして村は種類の違う恐怖を持つ貴族たちの中間点として毎回訪れるてるから、雰囲気が全く違っても違和感なく楽しむことが出来る大事な役割をになっているんだと思う。
ライカン達
村には沢山ライカンがいるんだけど、弾丸も少ない中序盤からいきなり襲われて流石にびっくりしたw
ある程度弾が安定してくるとそこまで脅威ではないけど、姿は見えないけど声がする状況が何度もあるし時には完全にビビらせに来るから慣れるまでは怖い。
大量襲撃の場面は何箇所かあるから1周目は弾数や環境と相談しながら戦略を考え、無限武器があれば爽快感を味わいと目標によって楽しみ方が変わるのも醍醐味。
4人の貴族
ドミトレスク城
ドミトレスク城にはドミトレスクとその娘、ベイラ、ダニエラ、カサンドラが登場する。
ドミトレスク城は一番始めに行く場所なんだけどここが1番痛い表現が多い。
(刺されるわ、吊るされるわ、虫が手を貫通するわ、右手切られるわ)
そして3姉妹が凄く美人。うん。凄く綺麗な蝿。
ドミトレスク夫人もでかくて威圧感凄くて色々厄介だったけど美しい。
正直ドミトレスク城は恐怖よりも美しいが勝ったw
(地下はちょっと怖かった)
城の中は物凄く作り込まれていて壊せる壺でさえ高級感が漂っている。(壊し甲斐がある)
城内が好みドストライク過ぎて歩くだけでもう幸せだったw
壁、床、絨毯、装飾はもちろん、個人的には階段の質感や手すりが特に大好きです。
一つ問題点があるとすれば、広過ぎて迷子になった。これに尽きる。(方向音痴には辛かった)
ベネヴィエント邸
はいここみんなのトラウマ。
このステージはアイテム全没収の謎解き特化型ステージ。
銃という名の精神安定剤が没収される為、初見時は不安と焦りがMAX状態で謎解きを進めていました。
案の定謎解き中に精神攻撃を繰り出される為、SAN値はゴリゴリに削られました。(コノヤロウ)
しかしトラウマ本戦は謎解きの後。
井戸を降りて配電盤の鍵を入手すると、物凄い騒音と赤ちゃんの泣き声。(泣きたいのはこっちだよ)
へその緒を辿っていくと赤ちゃん登場!
泣き声?奇声?もうどっちでもいいわ、とにかく必死に逃げつつ脱出の為探索しました。
このステージは本当に恐怖演出が凄いと思う。
本当に近くまで行かないと曲がり角や扉が見えない程暗い中、赤ちゃんの泣き声が迫り来る。
どんな人が考えたんだろこの赤さん。。。
本能的に感じる全ての恐怖を凝縮して脳に直接ぶち込んだようなステージだよほんとに。
ヒューズ入れてエレベーター来るまで待つ時のあの後ろから確実に迫ってる感は何度やっても慣れない。(ギリギリ助かるように出来てるからある意味タチが悪いw)
赤ちゃんステージかあまりにも怖すぎてその後のアンジーがめちゃくちゃ可愛く見えたw
人形がカタカタ動いてるから、アナベルとかチャッキーが苦手な人はキツいかもね。
内容は隠れているアンジーを3回見つけるだけだから超簡単。
あまりにも簡単過ぎて「これで終わり?!」ってなったけど、あの赤ちゃんのこと考えたらこれで丁度良かった気がする(^^;;
湖 モロー
ガチホラーの後は汚いグロステージ。
バイオ7は常時ホラーと汚い、グロいがセットだったけど、今作はそれが分けられてる。(有難い)
モロー自体が見た目がグロいし、よく吐いてるからまさにグロい汚いステージにピッタリの敵。
ちなみにモローが大魚化している姿は目玉が大量にあって集合体恐怖症の人は本当に鳥肌物だと思う。
そのモローから逃げる際、イーサンが触らないといけないものにびっしりうじ虫が詰まっている所があるからすんごい嫌悪感。(バイオ7の別館並みの嫌悪感)
余談だが3周(casual)して死んだ所は全て大魚モローから逃げつつ進む所だった。(通算4回)
モローの所も案外あっさりと終わった。
工場 ハイゼンベルク
ここからは戦闘特化型パート。
武器人間、改造人間と心をくすぐられる敵がわんさか出てきます。
突然出現したり、動いたりとびっくり要素が結構あら為心臓はいくつか用意しておこう。
硬いし的狭いしで結構苦戦したんだけど、無限武器作ってからは無双出来て最高に気持ち良いステージである。
そして本命ハイゼンベルク。
声もビジュアルも何もかもかっこよすぎて完全に心射抜かれました。
イーサンが納得する理由でミランダを倒そうとしてて共闘するルートを見てみたいw
ボス戦ではハイゼンベルク原型がなく金属まみれで、イーサンも戦闘機に乗っての応戦だから別ゲーやってる感覚ではある。
ハイゼンベルクの「ご愁傷様」から始まって、イーサンの「ご愁傷様」で終わるのは普通に「かっけぇ!」ってなったね。
とにかく心をくすぐられるステージだった。
最後に
バイオ8はイーサンの完結編。
プレイヤー心理を逆手に取った事実。
イーサンの想い。そしてその後。
ほんとに感動した。
バイオでこんな感情生まれるのかってくらい感動した。泣きそうになった。
今の時代、結末や展開は調べれば山程出てくる。
実況動画を見るだけの人もいる。
もちろんそれでもいい、それも一つの楽しみ方だしイーサンという男を感じることが出来る。
それでもこのゲームは是非自分の手でやって見て欲しい。例え結末を知っていても。
バイオ7.8は一人称視点。
イーサンが進んでいる道は自分が進んでいる道。
イーサンが戦っている敵は自分が戦っている敵。
一人称視点だからこそ感じること、イーサンとなり体験したからこそ感じるものがきっとあると思う。
恐怖を押し除けこのゲームを手にとって本当に良かった。