【Return of the Obra Dinn】が凄く良かった。(初ブログ)
はじめまして、マルと申します。
いつもはTwitterでゲームの進捗や感想を呟いているんですけど、常々思うんですよ。
140字で語れる訳ないだろ?!
語りたいけど字数が足りん。でも140字で分けて投稿はめんどくさい。
ネタバレとか気にしだすと書きたいこと十分に書けん。
あ、ならブログとかいいんじゃないか?
という感じでブログを初めて見ました。
まだ右も左も分かっていない状態なので本能のままに書き進めて行きます。
前置きはここら辺にして今回の本題、【Return of the Obra Dinn】について話していきましょうか。
探索推理ゲーム【Return of the Obra Dinn】
あらすじ
1803年、船員51人、乗客9人の計60人を乗せたオブラ・ディン号が航海中に消息を絶った。
その4年後、1807年に突然ファルモス港に帰着した。
しかし、乗船していたはずの60人は誰一人いなかった。
そこで船を管理するイギリス東インド会社は保安調査官である主人公を派遣した。
主人公はある人から託された未完成の手記と懐中時計「メメント・モーテム」を手に調査を開始する。
ゲームの流れ
懐中時計では死者の残留思念を見ることができ、その情景や一部の会話から60人全員分の身元特定と安否確認を行う。そして、それを手記に記していく。
手記に記す内容は事故か事件かで少し変わってきて、事故なら「誰が」「なぜ死んだか」。事件なら「誰が」「誰に」「殺されたか」。(生存ならどこで生きているかも)
正確な情報が3件揃う度に「調査が進展。3名の正確な安否情報を取得。」というように答え合わせをしてくれる。
これを全員分繰り返す。
おすすめしたい人(独断と偏見)
推理ゲームが好き、考えるのが好きって人はやらなきゃ損です。
逆に推理するの苦手ない人とか、グロ表現、暴力表現が苦手な人はやめといた方がいいかも。(普通に四肢欠損あるからね)
興味がある人は是非攻略やネタバレを見ずにプレイして頂きたい。
↓↓↓ 以下、ネタバレ注意 ↓↓↓
感想
全体的な感想
率直に言うと、凄く楽しかったし面白かった!けど、超難しい!
ゲーム内容はもちろん、2色のドットで繰り広げられる船内の様子。様々な言語が飛び交う事件当時の生々しい音声。調査中に流れる壮大なBGM。どれをとっても凄いという言葉に尽きる。
何よりクリアしてから感じるのは事件当初の音声にも残留思念の情景にも凄く細かくヒントが散りばめられていて一切の無駄がない所。
攻略を一切見ずに進めていた為、人物特定、死因特定の確信となるものを見つけた時の感動や達成感というものは半端なかった。
このゲーム本当に周りをよく観察しないと詰むし、なんせ情報量がめちゃくちゃ多い。
メモを取ることを勧めてる人もいたけど、メモを取るという行為が凄く苦手で下手くそなので船内マップや残留思念の位置と大まかな情景、一部の人の役職だけ覚えて残りはその都度確認という戦法で挑んだ。
早い人は10時間以内に終わると聞いたけど、自分は17時間だった。
2色で描かれる船内の様子
一番最初に驚いたのはやっぱり風景!
乗船した瞬間ほんとに2色のドット絵なのか疑うほど細かく描かれていてスクショする手が止まらなかった。
調査を進めて行くといろんな人の死に直面するんだけど、これも2色で表現されているとは思えないほど生々しくて一種の恐怖を感じる場面も結構あった。
きっと2色だからこその不鮮明さが音声と相まってプレイヤーの想像力を掻き立て、それが生々しい恐怖となって肌身に感じていたんだろう。
そういうのが苦手な人は注意した方がいいかもしれない。
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隠しトロフィー
このゲームには隠しトロフィー「犯人は船長」というのがあって、これは船長以外57人(残り2人の安否はは58人分の正確な情報を記さないと知ることが出来ない)がすべて船長に殺されたと記すことで手に入れられるトロフィー。
(船長は名前と死因を記さないといけない)
生存者は4人いるけどその人達すらも船長に殺された判定にするからこの手記を届けた生存者の1人はたまったもんじゃないだろうな。
死因はなんでもいいらしいからとりあえず全員絞殺にした。
(実際そうならかなりカオスな情景ですね、サイレントキラーじゃないですか)
1周目が60人の身元を特定するルートだったからもう一つのルート「職務放棄」を取る為に船長以外誰一人として名前を書かなかった。
(主人公この後保険調査員をクビになってそうだな...。)
最後に
考えるの好きな身からしたらこのゲームは本当に遊べてよかったなって思えた作品。
こんなに本格的で難易度高い推理ゲームそんなに多くないからもっと増えてほしいな。